エアマットについて

エアマットについて少し紹介していきます。エアマットに類する製品に使われている根本的な技術に、気泡緩衝というものがあります。これはアメリカのエアープロダクツ社がプールシート用に製造したものが始まりで、二枚のポリエチレンシートから成り立っており、一方のシートを生計した円柱状の突起構造の中に空気を閉じ込め、その空気圧で緩衝材の機能を実現しています。現在ではこれに様々な機能を付随させたタイプのものが普及しています。一般には突起物の方を内側にして対象物を梱包しますが、メーカーによると実際にはどちらを表にしても効果は同じであるそうです。この気泡緩衝材の技術はアルフレッド・フィールディングとマーク・カヴァネスという二人の技術者にが1957年、偶然から発明したもので、二人は簡単に清掃の可能な壁紙を製作しようと、布の上に布地の模様をつけたビニールを被せた壁紙を作ろうとし、その時誤ってビニールに気泡が混入してしまったことをきっかけにして気泡緩衝材を思いついたと言います。二人はシールド・エア・コーポレーションを設立、この気泡緩衝材を「バブル・ラップ」の名前で商標登録しました。国内でも、この気泡緩衝材の技術はエアマット全般で広く使われており、それぞれの企業によって異なる商標としてエアーキャップ、プチプチ、キャプロン、エコロガード、エアセルマットなどと言ったように登録されています。エアーキャップなどは梱包材として幅広く使われています。

エアマットの利用

エアマットの利用について書いてみます。エアマットは褥瘡(床ずれ)の改善などにも使用されますが、その際の注意点として空気を入れすぎないことが挙げられます。エアマットは空気の入れすぎでパンパンの状態になると、身体にかかる圧を上手く分散できず、かえって病人が使用するときには褥瘡(床ずれ)などを悪化させる危険性があります。エアマットをそのような治療に用いる際には空気を入れすぎず、身体が床につかない程度にまで内圧を落として使うようにしてください。またエアマットの中には空気を噴出するタイプのエアマットもあります。寝巻きや皮膚を湿潤にしないというメリットはありますが、空気を噴出させる為に低圧での圧力保持が出来ず、また患部を乾燥させることもある上、病原最近を室内に飛散させてしまう危険性もあります。こちらも控えるようにしましょう。結論から言ってしまえば、治療にはエアマットでもその形を症状に合わせて選ばないとダメだということです。細長いエアセルの並んだセル型のエアマットと亀甲型の一体形成型とでは、その褥瘡発生率は二倍にもなります。かかりつけの医者や病院などと相談の上、治療用エアマットは慎重に選ぶようにしてください。またエアマットはアウトドアでも用いられます。空気を抜けば小さく折りたため場所もとりませんので車で容易に運べますし、キャンプ場でテントで泊まる時も背中がゴツゴツしないで快適に寝れる事が出来るので人気です。